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住まいと住まいづくりの注目キーワード

工法 違いを知って賢く選ぼう?

 家を建てる前に、いろいろな資料を取り寄せて勉強するという方は多くいらっしゃるでしょう。パンフレットには「○○工法」「△△の家」などと書かれ、家づくりの工法を各社が競ってPRしています。「家の外観にはこだわりたい、もちろん基礎的な構造もしっかりした家にしたい」と考えて、工法の説明をじっくり読むと「なるほど」と一応納得してしまいます。でも、別のメーカーの資料をいくつも見ているうちに、どれも素晴らしく思えてきて、「どこがどう違うの?」と、頭が混乱してくる経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。
 それも無理ありません。「工法」と一口に言っても、意味する対象はさまざまで、その区別なく「○○工法」などと表現されている場合が多いからです。
大きく区別すると、「構造」(骨組みの方法)、「工法」(造り方)、「材料」(骨組みの材料の種類)に分類することができます。「ここに書いてある工法はどれを指しているのか」と考えれば、理解しやすくなるでしょう。
 まず、構造に関しては、「木造軸組」と「ツー・バイ・フォー(2×4)」という言葉をよく目にします。住宅工事では「軸組」と「壁式」に大別され、「軸組」の代表が「木造軸組」、壁式のそれが「ツー・バイ・フォー」というわけです。
造り方から見た工法には、伝統工法、在来工法、プレカット工法、プレハブ住宅、パネル工法など多くの方法が使われています。また、骨組み材料から見た工法としては、「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」などがあります。

主な工法の分類  こうした基本的な工法のほかに、最近では「アメニティー」「健康志向」をキーワードにして、室内の居住環境を高めるための建築方法にも「工法」という言葉が使われています。「外断熱工法」や「二重通気工法」などがこれに該当します。こうした工法は、先に述べた構造や造り方、材料の違いとそれぞれ密接に関連してくるので、余計に混乱しやすくなっているようです。
 気になる言葉を冠した工法が、どのカテゴリーを言い表しているのか。正しく理解するための一番の近道は、ハウスメーカーや工務店の担当者に詳しく聞いてみることです。よく納得したうえで、後悔のない家づくりをするようにしましょう。