省エネ型ライフスタイルを楽しく実践して快適に

家電を上手に使って効果アップ

家庭で最も電気を消費するものは何でしょうか。上位を占めるのが冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンといわれます。電力をたくさん消費する機器を適切に使えば、省エネ効果が上がります。冷蔵庫は詰め込みすぎを避けて開閉を減らし、テレビは画面の明るさを適度に下げ、見ないときは消すなど、こまめに無駄を省くだけでも、毎月の電気代が変わっていきます。

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冷暖房機器は設定温度を1度変えることで、約1割の省エネ効果があるようです。エアコンは扇風機と併用することで、夏は風が当たって涼しく感じますし、冬は温まった空気を循環させてくれます。
使い方や環境を見直すことも大切なポイントです。エアコンは月1、2回フィルターを清掃し室外機の周りの風通しを良くしておきましょう。冷蔵庫は壁から10センチは離して設置し、上にモノを置かないこと。テレビ画面は週に一度はホコリを拭きましょう。
1年中つけっぱなしになりがちな温水洗浄便座はこまめにフタを閉め、便座暖房や洗浄水の温度を低めに設定するといいでしょう。洗濯物はまとめ洗いで回数を減らすことで節水にもなります。野菜の下ごしらえには電子レンジを活用すれば家事時間も節約できて、煮込み料理の際には煮崩れが少なくなります。
機器を使っていないのに消費される「待機時消費電力」にも注意したいもの。減らすには、まず主電源をこまめに切る習慣をつけること。長時間使わない場合はプラグを抜くようにします。

 

省エネ型製品への買い替えも

古い家電製品を省エネ型に買い替えるのも効果的です。「10年間使った冷蔵庫を新製品に買い替えたら消費電力量が1日約6割も減った」という話もあるほど、エネルギー利用機器の技術は進歩しています。選ぶ際は省エネ性能を色や数字、星の数などで表示したラベリング制度が参考になります。
照明機器は、1つ1つは小さくても数が多く、まとまると大きなエネルギーを消費します。白熱電球より消費電力が少ない蛍光灯、さらに効果の高いLED照明の普及も進んでいます。LED消費電力は白熱電球の6分の1から10分の1と少なく、寿命は白熱電球の約40倍といわれています。
自動車も燃費がますます良くなっていますが、加速・減速の少ないエコドライブを心がけ、ちょっとの外出には徒歩や自転車で行くなど、車とのつきあい方も考えてみたいところですね。

 

無理や我慢は禁物

今年の夏も、ここ例年の流れを汲んで、オフィスではクールビズ、家庭では窓にグリーンカーテンやすだれをして室温の上昇を抑えるなど、冷房だけに頼らずに暑さを乗り切ろうと工夫する姿があちこちで見られます。

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省エネは家計の節約につながり、地球に優しく環境のためになるといっても、暑さを我慢し、クーラーを切って体調を崩してしまっては本末転倒です。無理や我慢をするのではなく、エネルギーを必要に応じて適切に使うよう心がけることが、楽しく快適な省エネライフを実現する近道といえるでしょう。

 

 



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